しっかりとした肉質、コクと旨味が特徴の独自の鴨肉
高知県の仁淀川近くの長閑な環境で、EM菌を混合した良質な飼料を与え、充分な期間をかけて飼育しておりますので、しっかりとした肉質、コクと旨味を引き出しております。
自社指導による独立委託生産のため、品質には自信を持っております。
脱羽・脱毛など下処理の大半を手作業で行うため、しっかりと成熟させた合鴨でありながら、きれいな皮肌に仕上げておりますので、鮮度劣化が遅いのも大きな特徴でございます。
また、卸売業者を介さないため新鮮な商品をご提供しており、数多くの名店様とも長くお取引を頂いております。
合鴨の一番美味しい「味」を引き出すことを重視した飼育計画
鶏肉に若鳥と地鶏があるように、飼育している日数が違います。
大方市場に出回っているEUやアジアなど海外からの冷凍輸入品
(品種はは大きく分けて、洋食向けのバルバリー、和食向けのチェリバレー)
はもとより、信頼のおける国産合鴨の中でも決定的に違うのは、この飼育日数です。
企業秘密として何日とは明記しませんが、明らかに他社のそれとは違います。
生産規模が大きい会社もありますが、そういう所は、若鳥的な、当社の2/3ほどの日数しか飼育していないため、当社のような地鶏的な深い味の乗ったしっかりと育った合鴨を解体処理する際に、最も大変な労力が必要である脱羽・脱毛処理工程が非常に楽であります。
鴨は水どりです。水に浮かんで泳ぐため特殊な羽根・羽毛であり、成長すればするほど抜くのが一苦労です。
外国産をはじめ、大量生産されている合鴨は、思春期に毛が生え変わってすぐの若い鳥なので毛を抜きやすいです。
また、飼育日数が若いということは、鶏舎の回転率が早くなるため、同じ広さの鶏舎でも年間にすればより多くの鳥が飼育できるため、大量生産も可能だということです。
ですので数量が限られるのが難点なのかもしれません。
当社は、効率や採算よりも、合鴨の一番美味しい‘味‘を引き出すことを重視して飼育計画を行っております。
また、その脱羽・脱毛処理工程では、出来るだけ機械を使わず、ピンセットを使って、一羽ずつ丁寧に手際よく熟練の手作業で仕上げております。